2月に入り、早速に
雪が降ったと思ったら・・・
今日もとっても
冷え込みが
厳しかったですね
こんな時は、
温かいものを食べて身体の中から
ポカポカと
暖を取るのが一番。
お鍋の中で
ゆらゆらと湯気を立てているこれは。。。

新潟の郷土料理 “おおびら” またの名を “のっぺ”
母が入院中、病室で一緒に観た旅番組で
"のっぺ"を見て、初めて自分で作ってみました。
干し貝柱と干し椎茸の戻し汁を、お出汁に使用。
たっぷりのお野菜は、里芋・干し椎茸・蒟蒻・筍・人参。。。
我が家では、母にならい
拍子木切りに
※ 父からはちょっとこれではデカい、ママのは
短冊切りりだった・・・と指摘を受ける
中に入れる具材と切り方は、各家庭によって様々なようで、調べると鶏肉やカマボコを入れる家庭が多いよう
新潟出身の義理姉製は、大根とごぼうも入り、具材の切り方はダイス状。
味付けは日本酒を少〜し垂らしたら、後はおしょう油のみ
旨みのギュッと
凝縮した干し貝柱が、何といっても良い仕事をしてます
子供の頃は実は
大・大・大嫌いだった、のっぺ。
我が母は
“おおびら”と呼ぶのですが、
“のっぺ”という呼び名の方が一般的ですよね
両者の違いが良く分からない私、そして母もイマイチよく解っていないようです。。。
(どうやら新潟でも、母の出身地の
燕エリアだけが
“おおびら”と言い、どうもこれは
木曽の方からの流れらしい。)
会社でこのことを話したら、福島県の
会津地方にもコレによく似た
“こづゆ”という料理があるそうで。
干し貝柱でお出汁を取るところと、里芋を中心とする根菜類や白滝が入るところは一緒。
きくらげと
白玉麩という小さなちいさなお麩を浮かべるところが、新潟との違いかな
新潟でも会津でも、お正月や祝言(しゅうげん)などの
慶事や
仏事(の場合は、人参を外すのだそう。)に必ず登場する料理であるところは共通。
さらに会津では、
「こづゆ椀」というまるで
おままごと用みたいな小さな
会津塗のお椀で何杯もおかわりをするのだとか。
のっぺやおおびらは
温かくても
冷たくしても美味しく頂ける料理なので、大鍋にいっぱい作って人が集まる時に、煮ものとして、汁ものとして食べられるお祝いの料理なのでしょうね。
これに、
お赤飯と
お刺身と
鯛の尾頭付きでもあれば、すごく立派な
祝い膳になることは間違いなく
冷え込んだこの日は、銀杏ときぬさやを散らしてお野菜の
滋味豊かなおつゆを頂き、体の
芯から温まりました
両親も大満足
"かに飯"
義理姉が“鶏団子と湯葉のお鍋”を作ってくれた晩、何もしないのも申し訳ないと思い、到来物のずわい蟹で炊き込みご飯
新潟では、蟹やいくらや鮭の炊き込みご飯を、蒸籠で蒸し上げた
“わっぱ飯”なるものがあります
子供の頃は、炊き込みご飯はうれしいんだけど、セイロの香りがほんのり薫るのがどうにも苦手でしたっけ。。。
のっぺ然り、昔大嫌いで手もつけなかった料理を自然と食べられるように、好きになるのですから、大人になるというのは不思議なものですねぇ。。。
“天ぷら二種 白子と白魚”
病院食が不味くて食べなくて痩せ細ってしまった母。
料理屋の娘だから、「マズイ飯なんか食えるか

」・・・ってところなんでしょうけれど、とにかく病院食を食べなくていつも注意されていました
ところが帰宅した途端、食べるたべる
日曜の晩は面倒くさくて何にもしたくなかったのですが、「何か食べたいものは

」と問うと。。。
「何にも食べたいものはないけれど、
キスの天ぷら
だけは食べたい。。。」とのたまう。
「え〜っ

聞いたはいいけど、本音は何にもしたくないよ。天ぷらなんて一番嫌だよ。。。」内心思ってみたものの
なるたけ願いを叶えてあげないと・・・と思い、スーパーをウロウロ
キスは売っていないし、他に
旬を感じられる、天ぷらにするような目ぼしい食材はなかったのです。
白子なんて触ったことないし、自分から好んで食べることは絶対に無い食材なのですが、母は好きに違いなく
白魚は父も母も大好きで、中華料理のフリットや天ぷら屋さんで喜んで食べていた記憶があるので、お買い上げ
PC立ち上げるのもかったるいし、早速シェフに電話をして「白子の天ぷらってどうやるの

」
3秒くらいサッと湯通しして、氷水にくぐらせ、それから天ぷら衣を付けて揚げると弾けなくてよいと教えてもらい。。。
気持ち悪くて触れなくて、
医療用ディスポーザブル手袋をはめ、洗って、切って
お湯に通したら、すんごい脂が浮いてきて、見るからに健康に悪そう
「金輪際二度と手にすることはあるまい。。。」と心に誓いながら。
何だか
揚げ饅頭みたいな見た目にはなってますが、天ぷらにしたら普通に美味しくて
案の定、母が一番喜んで幾つもおかわり。。。
父は昔、イタリアンで
“仔牛の脳みそのフリット”なんて美味しいオイシイと喜んで食べていたくせに、「白子は気持ち悪いから
パス
」
白魚はどこか鱚(キス)に通じる風味があり、とっても美味しかったです
天ぷらのお供は、年末にお取り寄せしておいた
“五島手延べうどん”を
地獄炊きにし、たっぷりのおろし
生姜を入れた
あご出汁スープと共に
椿油を用いて手延べにした滑らかな細うどんは、我が家みんなのお気に入りです
母も一緒の夕食だったからだと思うのですが、「今日の晩ご飯は美味しかった

」と父が珍しく感想を述べ。
私も滅多に一緒に夕食を共に出来ないので、いつも淋しい思いをさせてんのね〜〜〜、とちょっと身につまされてしまいました
