尾道から福山に戻る頃には、日もとっぷりと暮れていました
今夜は、友人の行きつけのお店
『阿じ与志』 さんにて、
河豚三昧の宴です
ふぐって、東京では、
庶民はあんまり食べませんよね

アルバスにいらっしゃるようなオジサマたちは、結構召し上がられる機会も多いようですが、我が家ではシーズン中に一回、知り合いの河豚専門店にお邪魔する位で、友達同士で行ったことは唯の一回もありません。。。
皆はそんなことないのかしら???
今冬は、シーズン始まって早々の土曜日に、姪っ子のるーちゃんのリクエストで、もうフグ屋さんに出かけてしまったのです

私はといえば、土曜日も仕事ですから、参加できるはずもありません・・・
初であり、おそらく
一回きりのこの冬の河豚
『阿じ与志』さんは、そのHPを見て、ずっと期待に胸躍らせておりましたが、想像通り、ウマそうな店構えのお宅
看板も出ていないのですが、お玄関をくぐると、割烹料理店特有の美味しい香りが漂い、真っ白に磨き上げられた檜のカウンター眩しい、非常に清潔なお店です
『てっさ』は、向かって左側のピンク色かかった方と、右側の白っぽい方では、熟成度合が違うのだそうです。
東京から大事な友達が来るから・・・、とOさんが散々、触れ回ってくれていたようで

、お店のご主人はにこやかに、しかし、
イケイケで臨んできます

るーちゃんによると、河豚刺しは身より皮が美味しいのだそう

・・・なんという小学生なのでしょう

私は子供の頃、お鍋もぽん酢も大嫌いだし、河豚なんてありがたくも思わなかったけどなぁ

るーちゃんと一緒だと、てっさなんて、お箸で
ぴゃ〜っと
一気に何枚も掬って食べられちゃうから

。
今日は分け前がちゃんとあるから、安心してゆっくりといただきましょう

ゆっくりと頂いていると、すごい勢いで、ドンドンどんどん、お料理が並びます。
『南風泊』(はやどまり)は、分厚くスライスした
刺身と
白子がお薬味や野菜と共にサラダ仕立てのようになっていて、
橙(だいだい)を絞っていただきます
こんな風に、フグを
カジュアルに食べちゃっていいの

でも美味しいな〜〜〜
独り占めして、たんと頂きました
私はポン酢醤油好きなので、すだち・かぼす等と何種類かのおしょう油をブレンドしては、自家製のフレッシュ・ポン酢を作ったりしますが、橙があるのは、お正月を挟んで2ヶ月位の短い期間なので、このひときわ薫り高い柑橘類に出会うのはとっても楽しみでもあるのです

フグ三昧の今夜は、
『鰭酒』は当然のこととして、こちらは
『白子酒』。
こんなの初めていただきますが、白子と日本酒の
ミルク・セーキとでも言ったらよいのでしょうか?
修業から戻ったという二代目の若旦那が、逞しく鍛えた腕で、ひたすら攪拌して作ってくれました

とっても
クリーミー
その間にも、瀬戸内の蛸やら鯛やら、渡りがに、赤海鼠(あかナマコ)、カラスミ・・・いずれも絶品

の旨いものたちが、次から次へと供されます

待ってました

の
『てっちり』です。
目の前の水槽に泳ぐ、丸々と太ったふぐは、
シロのとらふぐで、こちら阿じ与志さんでは、下関から
3?位のサイズのものを仕入れているそうです。
こんなに大きなフグを見るのは初めて

写真も撮ったのですが、フグたちの目が光っていて怖いので、ここにupするのは控えようと思います
ここに到達するまでに、友人とご主人に勧められるまま、次々と平らげていたら、お腹ははち切れんばかりになってしまいましたが
それにしても、友人からのインフォメーションとHPによると、主は並々ならぬ、
こだわり屋で、しかも非常に気難しい人を想像していましたが、お話も楽しく、お客様との掛け合いも見事で、トウキョウから来た小ムスメもすっかり寛いでしまいましたよ
お正月気分抜けやらぬ時期でしたが、カウンターとお座敷だけの小さなお店は、ご常連のお客様で
満席、しかも地元の
名士の方々ばかり。
その様子は、さながら
?社交場?か、はたまた
?サロン?のようでした。
今回感じたことですが、アルバスのお客様やお友だち等々・・・、今まで出会った人々を思い返してみると、
山陽・四国方面
の人間の
気質って、私、
かなり好きかもしれません
何だかほのぼのとして、あったかで、義理堅く、人情味溢れるひとが多い気がするなぁ
そういえば食生活でも、お気に入りの食材やお菓子など、こちら方面のモノが多いですもの

海外旅行もいいけれど、国内にも行くべきところ・良い所がいっぱいあるものですね